接骨院・鍼灸院・治療院などでは、病院のような機械による検査ができない為、患者様を診察する際には
「問診(話を聞く)」「視診(目で見る)」「触診(手で触る)」
など自分の感覚を頼りにします。
はじめから色々なことが判るわけではありません。
経験を積んでいくと、今まで判らなかった様々な状態、例えば、歪んでいる・固くなっている・腫れている などのほんのわずかな変化でも判るようになってきます。
少し話は変わりますが、「きさげ」という金属をけずる技術をご存じでしょうか。
車の部品などを作る機械のもとを作る時に使われる技術で、鉄のシャフトに木の柄がついており先端には超硬の刃がついている、長さ1メートル程の「のみ」のような道具を使い、人間の手で金属を削ります。
金属の表面を可能な限り平らに仕上げる作業は、機械でやると百分の1ミリ単位までしか平らになりません。
しかし、熟練の職人の手で行う「きさげ」では千分の1ミリ単位まで平らにすることができるそうです。
人間の手は機械より精度がいいのです。
人間の感覚ってすごいと思いませんか?
人間の感覚は、日々使って磨いていくと鋭くなってきて、ごくわずかな変化でも判るようになってきます。逆に使わずにいると、どんどん衰えていきます。
日頃から、あらゆる感覚を刺激して衰えないようにしておくことが大事です。
手技治療、背骨・骨盤矯整、姿勢矯整は尾張旭市の東栄接骨院へ
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